「そこにいること」を認める――存在承認のちから
当社では、スタッフのコミュニケーション力向上を目的に、外部講師をお招きしたコーチング研修を継続して実施しています。7月に開催した第3回(薬剤師向け)では、「存在承認」をテーマに学びを深めました。
存在承認とは
「承認」と聞くと、「よくできたね」と成果を褒めることを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、承認はそれだけではありません。
存在承認とは、「そこにいること」を認めること。
「あなたがそこにいることに、私は気づいていますよ」というメッセージを伝えることです。名前を呼ぶ、目を見て挨拶する、ちょっとした変化に気づいて声をかける。こうした日常の小さな行動が、相手にとって大きな安心感につながります。
まずは自分を認めることから
研修で特に印象的だったのは、「他者を認めるだけでなく、自分自身を認めることも大切」というお話です。
自分を認められない人は、なかなか他者を心から認めることができません。まずは自分にOKを出す。そこが存在承認のスタートラインです。
私たちのアクションプラン
研修の最後に、参加メンバーで話し合って決めたアクションプランはとてもシンプルなものでした。
「名前を呼んで挨拶をする」
「おはようございます」ではなく、「○○さん、おはようございます」。
たった一言、名前を添えるだけで、それは立派な存在承認になります。職場の仲間はもちろん、患者様や利用者様に対しても、この一言を大切にしていきます。
おわりに
特別なスキルがなくても、今日からすぐに始められるのが存在承認のよいところです。私たちはこれからも、一人ひとりが「ここにいていい」と感じられる職場づくり、そして患者様・利用者様に安心していただける関わりを目指して、学びと実践を続けていきます。
